花王ベトナム、工業団地の女性労働者向け健康支援プログラム開始

2026/10/09 02:15 ICT配信

 花王株式会社(東京都中央区)のベトナム現地法人である花王ベトナム(KAO VIETNAM)はホーチミン市で7日、ベトナム国内の工業団地で働く女性移住労働者の健康とウェルビーイングを支援する「Care Within Reach: Advancing Women’s Health in Viet Nam’s Industrial Zones(ケアを身近に:ベトナムの工業団地における女性の健康の推進)」プログラムを発表した。

(C) KAO VIETNAM
(C) KAO VIETNAM

 花王は、国際移住機関(IOM)および国連女性機関(UN Women)と連携し、性と生殖に関する健康(SRH)に関連する情報の提供やカウンセリング、医療サービスの利用促進に取り組む。

 2024年の労働力調査によると、ベトナム国内の女性移住労働者は約220万人に上り、その多くが工業団地などで働いている。

 しかし、2023年に実施された、ベトナムの工業団地で働く女性移住労働者を対象とする調査では、「工業団地で働き始めてからSRHサービスを利用したことがある」と回答した人は約35%にとどまり、26%が勤務時間と重なる「診療時間の不便さ」を最大の障壁として挙げた。

 今回のプログラムは、女性労働者が身近な場所で適切なケアを受けられるよう支援するとともに、家庭生活やケアのニーズに配慮した職場環境の整備を促進する。

 花王ベトナムは1996年に事業を開始し、2026年に30周年を迎える。ハノイ市とホーチミン市にオフィス、東南部地方ドンナイ市に工場を構え、家庭用消費財や化粧品の製造・輸入・販売を行うほか、産業顧客向けの化学製品の輸入・販売を手掛けている。

 同社は節目となる事業開始30周年を契機に、ヘルス&ビューティー分野のブランドと製品をさらに強化するとともに、ベトナムの社会課題の解決にも貢献する取り組みを進めていく方針だ。


© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 花王株式会社(東京都中央区)は、ベトナムにおける清潔・衛生習慣の定着に貢献するため、「ベトナム衛生...
 花王(東京都中央区)のベトナム法人花王ベトナム社と提携代理店のSnB販売社(Soc&Brothers)は22日、花王...
 大手日用品メーカー、花王の澤田道隆社長は、ベトナムでの売上高を現在の2~3倍に拡大する考えを明らか...

新着ニュース一覧

 総合福祉企業の株式会社ケア21(大阪府大阪市)は7日、ハノイ市の高齢者ケア・医療複合施設で、日本式の...
 花王株式会社(東京都中央区)のベトナム現地法人である花王ベトナム(KAO VIETNAM)はホーチミン市で7日、...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 株式会社村田製作所(京都府長岡京市)の生産子会社であるムラタ・マニュファクチャリング・ベトナム(Mur...
 生まれつき両手足がないホアイ・トゥオンさん(女性・2008年生まれ)は、左右の上腕を使って自力で文字の...
 最先端のオーラルケア製品やサービスを展開する株式会社シャリオン(東京都港区)は、観光不動産開発を中...
 商工省はこのほど、電気自動車(EV)用充電設備および充電ステーションに関する国家技術基準「QCVN 32:20...
 ビルや工場などの総合設備工事を手掛ける大成温調株式会社(東京都品川区)の現地法人TAISEI ONCHO VIETN...
 鹿島建設株式会社(東京都港区)の子会社である鹿島道路株式会社(同)は、ベトナムの交通運輸大学(UTC)と...
 設計受託や建設設計・デジタルトランスフォーメーション(DX)支援などを手掛ける株式会社Seta Engineeri...
 世界銀行(WB)は、6日に公表した東アジア・太平洋地域(EAP)に関する最新の経済見通しの中で、2026年のベ...
 トー・ラム書記長 兼 国家主席はハノイ市で6日、ベトナムを公式訪問中のパナマのホセ・ラウル・ムリー...
 米経済誌フォーチュン(Fortune)はこのほど、「アジアで最も影響力のある女性(Most Powerful Women Asia...
 バイク市場調査会社のモーターサイクルズデータ(Motorcycles Data)が発表した2026年1~8月期の二輪車世...
 ホーチミン市ベトナム国際金融センター(VIFCホーチミン=VIFC-HCMC)はこのほど、米経済誌フォーブス(Fo...
トップページに戻る