- トゥー氏を新書記局常務に任命
- 書記局常務は「四柱」に次ぐ序列5位
- 前任者のクオン氏は国家主席に昇格済
ベトナム共産党政治局は25日、書記局常務から国家主席に昇格したルオン・クオン氏の後任として、チャン・カム・トゥー中央監査委員長を新書記局常務に任命した。
(C)Nhan Dan |
トゥー氏は1961年生まれの63歳、出身地は北中部地方ハティン省で、林業学士、経済学博士の学歴を有する。
経歴について、ハティン省フオンソン農場職員、フオンソン郡共産党委員会副書記、同郡人民委員会主席、ハティン省共産党委員会監査委員長、北部紅河デルタ地方タイビン省共産党委員会書記、中央監査委員、中央監査副委員長を歴任。2018年に中央監査委員長に就任し、現在に至る。
なお、書記局常務はベトナムの政治システム全体の中で「四柱」と呼ばれる国の最高指導者4人(共産党書記長、国家主席、首相、国会議長)に続く5番目の要職となっている。