- APEC首脳会議でペルー訪問の国家主席
- ベトナム全方位外交で各国と関係促進
- 米・中・露・日・韓の首脳らと会見
アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席するためペルーを公式訪問したルオン・クオン国家主席は15日、中国の習近平(シー・ジンピン)総書記 兼 国家主席、米国のジョー・バイデン大統領と会見した。
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越中首脳は会見で、これまでの両国関係の良好な進展に喜びの意を表明。クオン国家主席はこの席で、ベトナムが独立・自主・平和・多様化・多国間化に向けた外交政策において中国を最優先事項としていることを改めて確認した。
一方の習総書記は、中国が常にベトナムとの関係を近隣外交政策の優先事項としていることを確認するとともに、第14回ベトナム共産党全国大会の成功と健闘を祈り、クオン国家主席を中国公式訪問に招待した。
さらに、バイデン大統領との会見に臨んだクオン国家主席は、ベトナムが常に米国を戦略的に重要なパートナーとしていることを強調。包括的・戦略的パートナーシップ構築から1年を経て両国間協力が前向きな成果を上げていることに満足の意を示した。
これを受けたバイデン大統領は、米国がベトナムとの関係を重視し、ベトナムの強固・独立・自立・繁栄を支持することを確認した。
この他、クオン国家主席はペルー滞在中、◇シンガポールのローレンス・ウォン首相、◇オーストラリアのアンソニー・アルバニージー首相、◇カナダのジャスティン・トルドー首相、◇ロシアのアレクセイ・オベルチュク副首相、◇日本の石破茂内閣総理大臣、◇韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領など各国首脳らと会見して関係促進に努めた。