- マン国会議長がマレーシアを公式訪問
- 経済・貿易・投資分野で協力強化
- 海洋分野や人的交流でも協力促進
マレーシアを公式訪問したチャン・タイン・マン国会議長は同国の首都クアラルンプールで19日にジョハリ・アブドゥル下院議長と会談し、2024年11月に構築した両国間の包括的・戦略的パートナーシップを推進することで一致した。
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両議長は会談で、経済・貿易・投資分野で一層協力を深め、貿易額180億USD(約2兆6600億円)の達成を目指すことで合意した。重点分野としては、◇ハラル産業、◇再生可能エネルギー、◇グリーンエネルギー、◇デジタル化、◇農業、◇観光、◇教育訓練を挙げた。
海洋分野では、違法・無報告・無規制(IUU)漁業の取り締りで協力し、欧州連合(EU)によるベトナム水産業に対する「イエローカード」解除の後押しで協力していくことで一致した。
双方はまた、人的交流を促進していく方針で、議会交流については、ハイレベル代表団の訪問、女性議員・若手議員の交流を促進し、法整備や国際条約履行の監視でノウハウを共有することで一致した。さらに、地域・国際議会フォーラムで相互支持することで、地域と世界の平和・安定・発展に寄与することを確認した。