レ・ミン・フン首相は9日、ベトナムを公式訪問した東ティモールのカイ・ララ・シャナナ・グスマン首相と政府庁舎で会談を行った。両首相は2027年の外交関係樹立25周年に向け、両国関係を新たな高みへ引き上げることで一致した。
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外交関係樹立25周年に向けた関係格上げ
会談でフン首相は、東ティモールが東南アジア諸国連合(ASEAN)の正式加盟国となったことを祝した。グスマン首相は、東ティモールのASEAN加盟におけるベトナムの支援に感謝の意を表明した。
両首相は、政治的信頼を強固にし、各レベルでの代表団の交流を強化することで合意した。また、国連やASEANなどの多国間フォーラムにおける連携を強化し、1982年の国連海洋法条約(UNCLOS)を含む国際法を尊重して地域の平和と安定を促進することを確認した。
貿易・投資協力の拡大とコメの供給継続
経済・投資分野において、両国は二国間貿易協定の早期批准と実施を目指すことで一致した。
グスマン首相は、食糧安全保障に貢献する、コメをはじめとするベトナム製品の継続的な供給を要請した。また、デジタルインフラ発展に貢献している、国防省傘下の携帯通信大手ベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)のブランド「テレモール(Telemor)」などの投資を評価し、農業や観光、インフラ分野への投資拡大を歓迎した。
これに対しフン首相は、投資奨励・保護協定の早期署名と、企業支援のための二国間メカニズムの設立を提案した。
一般旅券のビザ免除協定などの協力文書に署名
会談後、両首相は協力文書4件の交換に立ち会った。具体的には、◇一般旅券所持者に対する査証(ビザ)免除協定、◇高等教育協力に関する覚書、◇教育協力に関する覚書、◇ベトナム通信社(TTXVN)と東ティモールのタトリ(TATOLI)通信社間の協力に関する覚書が含まれる。これらの合意は、人的交流の促進と協力拡大に向けた重要な基盤となる。




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