ホーチミン市8区在住の女子中学生(13歳)がボーイフレンドに振られたショックから、母親のダイエット薬50錠を一気飲みして自殺を図った。
家族の話によると、この中学生は薬を飲んだ約1時間後から吐き気やだるさに襲われ出し、同市第一小児病院に搬送された時には、視界が黄色におおわれるといった症状も示していたという。中学生は4日間入院して胃洗浄や点滴などの処置を受けた結果、健康を取り戻し、通常の食事が取れるようになった。同病院の心理科でカウンセリングを受けた中学生は、二度とこのような浅はかな行動は取らないと反省の念を示しているという。
医師らは思春期の子どもを持つ父兄らに対し、この時期は精神面・心理面で多くの変化が起こるので子どもたちに十分な関心を払うよう勧告している。