メコンデルタ地方ロンアン省警察はこのほど、同省タンアン市にある書店の女子トイレに小型カメラが設置されていたのが見つかった件について、ロンアン省テレビ・ラジオ局でエンジニアとして働いているM氏(男性)に事情聴取を行った。29日付Sohaが報じた。
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カメラを見つけたのは、この書店で働いている女性店員で、高さ2.5メートルのところにある通気口に小型カメラが置かれているのを発見した。女性が他のスタッフと共にカメラのデータを確認したところ、書店の常連客であるM氏がカメラの角度を調節している様子が映し出されたという。
ある女性店員は、「M氏はこの数か月頻繁に書店に通っては、しょっちゅうトイレを利用していた。最近は皆、書店のトイレを利用するのを怖がって入りたがらない」とコメントした。
M氏は警察の事情聴取に対し、「男子トイレが込んでいたため、女子トイレを利用しただけ。カメラは水が掛からないように通気口に置いたが、トイレを出るときに忘れてしまった」と話している。ベトナムでは、放送局員の多くが共産党員で構成されているため、M氏は今後、党委員会の前で今回の件について事情説明を求められる見通し。
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