犬肉を食べて殺鼠剤中毒、治療に30か月

2014/10/15 13:40 ICT配信

 血液凝固障害を発症したため、ある男性患者がハノイ市の中央血液輸血病院で30か月にわたり治療を受けた。長い治療の末ようやく完治したが、驚いたことに原因は「犬肉を食べたことによる殺鼠剤中毒」だった。同患者が主治医へ語ったところによると、犬肉を食べた後、体中に皮下出血が現れるようになったという。

 国内で流通している殺鼠剤には血液凝固障害を引き起こす成分が含まれており、犬が殺鼠剤か、殺鼠剤を食べたネズミを食べ、更に同患者がその犬肉を食べたことにより、同成分を間接的に摂取してしまったものと見られている。

 人間が毒性のある殺鼠剤を摂取すると、血液が固まりにくくなり、アザなどの症状が現れる。重症になると、血尿や胃腸からの出血に至るという。

 なお、一般的に血液凝固障害は先天性のものだが、回虫の寄生や同障害を引き起こす成分が含まれる化学物質の摂取などにより、後天的に発症することもある。また、全国で血液凝固障害の患者は約5000人いるが、このうち診断・治療を受けている患者は全体の約16%に当たる800人程度に留まっている。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 ホーチミン市食品安全管理委員会は、健康上のリスクが大きいとして、犬肉を食べないよう市民に警告して...
 アジア犬保護同盟(Asian Canine Protection Alliance=ACPA)はこのほど、ベトナムにおける食用としての...
 英国で開催された世界最大のドッグショー「クラフツ(Crufts)」で、人間を助けて真の親友になった犬に贈...
 米国のビジネス系オンラインメディア「ビジネスインサイダー」が発表した「世界のゲテモノ料理特選」に...
 ハノイ市ホアイドゥック郡のドゥックトゥオン村とドゥックザン村からは、市内で消費される量の70%強に...
 外国政府や非政府組織(NGO)のプロジェクト、観光旅行などでベトナムに滞在し、そのまま居ついてしまう...
 保健省保健予防・環境局は20日、ハノイ市でコレラ菌による急性下痢症患者が発生したと発表した。今年に...
 1日午後5時ごろ、中部ダナン市ソンチャー区ファムバンドン通りにある犬肉料理店で、友人らと酒を飲んで...
 北部ハータイ省のカオハー村落は、犬肉で有名な村だ。食用犬を仕入れ、解体、販売するという「犬肉業」...
 クリスマスを間近に控え、ハノイの寒さは一段と厳しさを増している。頭からつま先まで、帽子やマスク、...

新着ニュース一覧

 財政省傘下統計局(NSO)が発表した統計データによると、2026年1~10月期の輸出入総額(推定値)は前年同期...
 財政省傘下統計局(NSO)の発表によると、2026年10月の訪越外国人客数は前年同月比+7.0%増の185万4682人...
 財政省傘下統計局(NSO)の発表によると、2026年1~10月期の鉱工業生産指数(IIP)推定値は前年同期比+12.4...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ハノイ市ゴックハー街区(phường Ngọc Hà、旧バーディン区)に暮らすゴックさん(...
 財政省傘下統計局(NSO)の発表によると、2026年10月の全国消費者物価指数(CPI)は前月比+0.20%、前年同...
 米経済誌フォーチュン(Fortune)と「働きがいのある会社」に関する調査・分析・支援を行うGreat Place T...
 国防省傘下の政府暗号委員会と同省傘下の携帯通信大手ベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel...
 政府は、一般労働者向けの地域別最低賃金を規定する政令第399号/2026/NĐ-CPを公布した。同政令は...
 財政省傘下統計局(NSO)が発表したデータによると、2026年10月に全国で新規設立された企業数は前月比+8....
 鉄鋼大手で多角化路線を歩むホアファットグループ[HPG](Hoa Phat Group)
 国内最大手の格安航空会社(LCC)ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)の202
 財政省傘下統計局(NSO)によると、2026年1~10月期の小売売上高(推定値)は前年同期比...
 デンマークの靴製造大手エコー(ECCO)のベトナム現地法人、エコーベトナム(ECCO Vietnam)が会社解散を決...
 地場のクルーズ船運航会社アテナグループ(Athena Group)は10月31日と11月1日の両日、東北部地方クアン...
 財政省傘下統計局(NSO)が発表したデータによると、2026年1~10月期の海外直接投資(FDI)認可額は、前年...
トップページに戻る