南部メコンデルタ地方カマウ省ウーミン郡カイントゥアン村(xa Khanh Thuan, huyen U Minh)で20日昼、洗濯用漂白剤を誤って飲んでしまった1歳児が死亡する事故が発生した。
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死亡したのは、同村に住むT・M・Hちゃん。父方の祖父が事件発生前に、洗濯用漂白剤をお茶飲料のペットボトルに入れて井戸の辺りに置いた。その後、家族の一人が、まだ飲み終わっていないお茶が置きっぱなしになっていると勘違いして漂白剤の入ったペットボトルを冷蔵庫にしまった。
その日、Hちゃんの面倒を見ていたのは、ペットボトルの中身が入れ替わっているなどとは全く知らなかった父方の祖母だ。のどが渇いたHちゃんのため、冷蔵庫からペットボトルを取り出してHちゃんに飲ませたが、その中身はお茶ではなく漂白剤だった。
誤って漂白剤を飲んでしまったHちゃんは病院に搬送されたが、間もなく死亡。Hちゃんの遺体は同日夕方に埋葬された。