国防省傘下の第175軍隊中央病院(第175病院、ホーチミン市ゴーバップ区)はこのほど、若い男性の胃腸から釘やメス、爪切りなどの金属類約1kgを摘出したことを明らかにした.
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金属類は男性が自分の意思で飲み込んでいた。東南部地方ビンズオン省在住のこの男性は、同省内の病院で看護師として働いているが、2年前からうつ病を患い、症状がこの2か月で悪化。尖ったもの飲み込むと、心が落ち着いたと話している。
まずは爪切りを試しに飲み込んだ後、長さ10cmの釘やメス、スプーンなど、より難易度の高いものにも挑戦し、飲み込んだ後に「達成感」を感じたという。しかし、1か月ほど前から腹部に痛みを感じるようになったため、家族に受診をすすめられた。
医師らは手術で次々と金属類を摘出。取り出した金属類は錆びていたが、男性の胃腸は穴も開いておらず、ほぼ無傷だった。主治医は、「患者の胃腸は異常に厚くて丈夫だ」と驚きながら語った。