南中部高原地方ダクラク省警察捜査警察機関は25日、元妻と2人の子供が生活用水として日常的に使っていた井戸に農薬を注ぎ、元妻を殺害しようとした容疑で同省クロンナン郡エアタン村(xa Ea Tan, huyen Krong Nang)在住のチュー・シー・ズイ容疑者(男・45歳)を逮捕した。
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初動捜査によると、ズイ容疑者と元妻のC・T・Mさん(41歳)は2004年に結婚し、2人の子供をもうけた。しかし、共に生活する中でしばしばけんかになり、2020年に離婚した。
その後、ズイ容疑者は夫婦がそれまで暮らしていた家に住み続け、Mさんと子供2人は元の家から75mほど離れた掘っ立て小屋で暮らすようになった。
離婚した後も夫婦の間では金銭やMさんの男性関係などについてけんかが絶えず、腹を立てたズイ容疑者は井戸に農薬を注いでMさんを殺害しようと考えた。
2021年8月30日午後5時ごろ、ズイ容疑者はMさん親子が使っている井戸にボトル2本分の農薬を注いだ。しかし、Mさんたちはズイ容疑者の犯行を遠くから目撃しており、すぐに井戸水を確認したところ農薬の臭いがしたため、当局に通報した。
その後、クロンナン警察からダクラク省警察捜査警察機関に書類が送致され、証拠を固めた上で今回の逮捕に至った。