ホーチミン市1区グエンフエ(Nguyen Hue)通りの歩行者天国で7日午後10時ごろ、スケートボードで遊んでいた青年2人が、行商人の集団から暴行を受けて重傷を負う事件が発生した。事件を受け、警察は事件に関与した行商人7人を傷害容疑で逮捕した。
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暴行を受けたのは、H・V・D・Kさん(男性・21歳、ビンタイン区在住)とN・M・Hさん(男性・25歳、12区在住)の2人。友人関係にある2人は事件当日、歩行者天国を訪れて、スケートボードをしていた。
Hさんが遊んでいたところ、路上で魚のつみれ揚げ(ca vien chien)を売っていたブー・ドゥック・ハウ容疑者(男・26歳、南部メコンデルタ地方ロンアン省出身)と激しい口論となり、殴り合いに発展。その後、ハウ容疑者の仲間である他の行商人6人(いずれも男、14~28歳)も加わって、集団でHさんに殴る蹴るの暴行を加えた。
仲裁に入ったKさんだったが、同じく集団暴行の被害に遭った。現場に居合わせた多くの人々が大声で暴力をやめるように言ったが、行商人らは無視して暴行を続けた。
これにより、HさんとKさんは鼻の骨折や歯の破折、眼球の打撲、手足の怪我などの重傷を負った。
外国人観光客なども多く集まる歩行者天国で、行商人らが乱闘を起こした様子を撮影した動画がソーシャルネットワーキングサービス(SNS)に投稿され、大きな話題になっている。事態を重く見た1区ベンゲー街区警察が捜査に乗り出し、関与した7人を逮捕。同事件を巡り、警察は裏付け捜査を進めており、規定に従って容疑者らを処分する方針。