男性教師が教室の中で生徒らを激しく罵る様子を撮影した動画がインターネットに投稿され、大きな話題になっている。
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問題となっている長さ1分余りの動画は、南部メコンデルタ地方カマウ省チャンバントイ郡(huyen Tran Van Thoi)にあるボーティホン高校の教室内に設置された監視カメラが撮影したもので、撮影時期は2022年11月24日となっている。
教壇に座っていた国語教師T・D・K氏は、突然教卓を手で叩くと、教室にいる高校1年生の生徒らを指さし、「たかが150語の文章も書けないなんて、君らはバカなのか!教えても君らは学ぼうとしない。人間の頭ではなく、水牛か犬の頭だ。教えがいがないことはなはだしい」と罵った。
同校は現在、問題の動画について調査を進めているが、今回の件については賛否両論があり、教師にあるまじき発言として非難する人もいれば、不真面目な生徒を抱えてストレスを溜めた教師に同情を覚えるという意見も多くあがっている。
なお、K氏は10日、地元メディアの取材に応じて、動画にあった発言の事実を認めた。同氏は、「コロナ禍の長期休みがあったため、生徒の学力が低下していた。授業に集中していない生徒や居眠りしている生徒も多く、中間テストの成績も悪かった。怒りを抑えきれずに、あのような発言をしてしまったことを謝罪したい」と述べた。