西北部地方ソンラ省マイソン郡警察は、給食に農薬を混入させた疑いがあるとして、同郡チエンバン村にあるチューバンティン高校の調理スタッフであるH・T・T容疑者(女)を逮捕した。
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同省人民検察院が逮捕状を発行し、郡警察が捜査を進めている。検察院によると、容疑者の女は、チューバンティエン高校の元校長の妻だという。この元校長は現在、他の学校で副校長を務めている。警察は容疑者の取り調べを進めるとともに、農薬が混入されたと見られる食品のサンプルを採取し、検査を行っている。
これに先立つ22日午後、チエンバン村人民委員会は、「給食から農薬の臭いがする」との連絡を同校から受けていた。その後、地元当局と警察が協力して調査したところ、保管してあった食品のサンプルから農薬の臭いがするのを確認した。
警察によると、幸い今回は発見が早く、生徒たちが食事をとる前だったため、健康被害を受けた生徒はいなかった。なお、同校には1200人以上の生徒が通っており、このうち400人余りは校内の給食を食べている生徒とされている。