ホーチミン:グラブバイク運転手が交通信号機を無断操作

2025/01/21 14:20 JST配信
  • 「交通整備のために操作した」との談
  • 今年に入って2回操作、幸い被害なし
  • 本人が二度と無断で触らないと約束

 ライドシェア・宅配アプリ大手のシンガポール系グラブ(Grab)が展開するバイクタクシーサービス「グラブバイク(GrabBike)」の制服を着用した男性が、交通信号制御機のボックスを開いて勝手に操作している様子を撮影した動画がインターネットに投稿されて話題となっている。

(C)Dan Tri
(C)Dan Tri

 動画が撮影されたのは、ホーチミン市直轄トゥードゥック市のボーグエンザップ(Vo Nguyen Giap)通り~ドースアンホップ(Do Xuan Hop)通りの交差点。渦中の人物N・V・Tさん(男性・50歳、トゥードゥック市在住)は、騒動になっていることを知って自ら警察に名乗り出た。

 Tさんは事情聴取で、「交差点の交通渋滞が酷かったため、交通整備を行うために良かれと思って機械を操作した」と述べ、今年1月に入ってから2回にわたって交通信号制御機を操作したことを認めた。

 Tさんはこの交差点付近で客を待つことが多いため、交通警察が機械の操作をしているところをよく見ており、やり方を覚えていたという。なお、制御機のボックスのロックは外れていたとのこと。

 警察は、本人が2度と交通信号制御機に触らないと約束し、今回の行為で具体的な被害が出なかったことなどを考慮して、Tさんに行政処分を科す方針。

[Dan Tri 13:30 20/01/2025 / Vietnamnet 13:02 20/01/2025 U]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

新着ニュース一覧

 ハノイ市人民裁判所は12日、2024年6月にハノイ市のホテル「プルマン・ハノイ(Pullman Hanoi)」内のクラ...
 ルオン・クオン国家主席は12日、ベトナムを公式訪問したヨルダンのアブドッラー2世国王陛下と会談した...
 保健省医薬品管理局はこのほど、ロシア製抗がん剤「ペンブロリア(Pembroria)」に対して、ベトナムでの...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ホーチミン市の伝統的な市場は、少しずつ過去のものになりつつある。市場では、年を取った商人たちが屋...
 西北部地方ラオカイ省人民委員会主席を務めていたチャン・フイ・トゥアン氏は12日午前、書記局の決定に...
 ベトナムIT最大手FPT情報通信[FPT](FPT Corporation)グループの日本法人FP
 健康食品や医薬品などの製造・販売を手掛ける株式会社ファイン(大阪府大阪市)は、地場ロータスフードグ...
 外国人留学生向け進学・就職日本語コースの運営などを手掛ける株式会社TCJグローバル(旧:東京中央日本...
 ホーチミン市タンミー街区(旧7区)のサイゴンエキシビション&コンベンションセンター(SECC:799 Nguyen...
 ペトロベトナムグループ(Petrovietnam=PVN)傘下のペトロベトナム・ケミカル
 家庭内暴力の防止や社会秩序の維持に関する行政罰を定めた政令第282号/2025/ND-CPによると、管轄当局が...
 南中部地方ダナン市人民評議会は11日、半導体チップ・人工知能(AI)の研究・設計開発を支援する高性能計...
 ベトナム国家銀行(中央銀行)はこのほど、決済仲介サービスの提供に関する通達第40号/2024/TT-NHNNの一...
 南中部地方ラムドン省人民委員会はこのほど、「第1回国際お茶まつり2025(World Tea Fest 2025)」の開催...
 韓国法務省出入国・外国人政策本部はこのほど、「出入国・外国人政策統計月報」を発表した。  2025...
トップページに戻る