世界文化遺産ホイアンの古い町並み、倒壊の危機

2005/11/30 07:15 JST配信

 ベトナム中部の町、ホイアン。長年の雨風により世界文化遺産にも登録されているこの街の家屋の老朽化が進んでいる。そのうちのいくつかは今にも倒壊しそうなものもある。

 2年前からクアンナム省人民委員会によって、倒壊の恐れがある家屋の修復作業が行われてはいるが、その進捗率はいまだ半分にすら到達していない。老朽化した家屋を修繕する場合、国がその費用の一部を補助してくれるのだが、家屋の大部分は個人所有であるため、残りの費用すら出せない家も多い。

 また、家を売って、ホイアンの郊外や中部の都市ダナンへと移り住みたいという声もある。ホイアンの家屋は古いとはいえ、それを売り払えば、別の土地へと移って家を建てるのに十分なお金になるのだ。このまま行くと、ホイアンの古い町並みは消えてしまうのだろうか――そんな危機感のもと、ホイアンの街並み、人々の生活を守るため、家屋修繕のための基金設立案がこのほど、クアンナム省に提出された。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 南中部クアンナム省の古都ホイアン遺跡管理委員会によると、ホイアン旧市街地にある56軒の家屋は老朽化...
 南中部クアンナム省ホイアン市人民委員会は、「ホイアン旧市街の老朽家屋修繕支援プロジェクト」をスタ...
 南中部クアンナム省ホイアン市人民委員会は、ユネスコ(国際教育科学文化機関)の世界遺産に登録されて...

新着ニュース一覧

 企業のサステナビリティ経営を支援する株式会社ゼロボード(東京都港区)は、グリーン成長や持続可能な開...
 7日のベトナム株式市場は、ホーチミン証券取引所(HSX)のVNインデックスが大型株の牽引により上昇し、史...
 トー・ラム書記長 兼 国家主席は5日から7日にかけてインドを国賓訪問し、ナレンドラ・モディ首相および...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ホーチミン市の中心部には、築140年以上の給水塔が今も存在している。この建築物は、19世紀末にフラン...
 配車アプリを展開する地場Beグループ(Be Group)は、5月8日より各種サービスの料金を+2~11%引き上げる...
 インドネシアのフィンテック企業クレディボ(Kredivo)は6日、ベトナムのデジタル銀行ティモ(Timo)の買収...
 ベトナム国家銀行(中央銀行)によると、2025年末時点で15歳以上の国民の銀行口座保有率が約89%に達した...
 レ・ミン・フン首相はこのほど、戦略的技術および戦略的技術製品のリストを定めた決定第21号/2026/QD-T...
 インドにおける2026年1~3月期の電気自動車(EV)販売台数ランキングで、ベトナムのEVブランドがトップ4...
 国内最大手の格安航空会社(LCC)ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)の子
 観光不動産開発を中核とする地場系コングロマリット(複合企業)サングループ(Sun Group)によると、南部...
 観光不動産開発を中核とする地場系コングロマリット(複合企業)サングループ(Sun Group)傘下のサン・フ...
 ハノイ市ドンアイン村の国家展示センター(VEC)で、5月13日(水)から15日(金)まで、「ベトナム国際広告設...
 科学技術省によると、全国における第3世代移動通信システム(3G)、第4世代移動通信システム(4G)、第5世...
 中国が南シナ海の一部海域を対象に5月1日から8月16日まで漁獲禁止令を一方的に発布したことを受け、ベ...
トップページに戻る