東南部ニントゥアン省で2月19日、交通事故で脳に重傷を負った女性を安楽死させようとした途端、息を吹き返すという出来事が起こった。
同省ニンフック郡のグエン・チー・ゴック・ザックさん(17歳)は同月18日、交通事故に遭い同省総合病院に運び込まれ、脳挫傷と診断された。翌19日午後、呼吸困難など危険な状態に陥ったため、家族は安楽死を希望してザックさんを自宅に連れ帰った。
自宅に戻り、家族がザックさんの口から酸素吸入チューブを引き抜くと、ザックさんは多量の血を吐き出し、通常どおりに呼吸をし始めた。現在、ザックさんはホーチミン市のチョーライ病院で治療を受けている。