カントー橋崩落事故調査国家委員会のメンバーで国会科学技術環境委員会副主任のギエム・ブー・カイ氏は16日、7月にも同委員会が崩落事故の原因に関する結論を発表できるだろうとの見通しを明らかにした。現在、同委員会の技術小委員会と法理小委員会の報告書案が提出された段階で、日本側はこの報告書案に同意しているという。
カントー橋崩落事故は昨年9月26日に発生。グエン・タン・ズン首相が10月4日に事故調査国家委員会の設置を決め、1カ月以内に原因を調査し報告するよう求めていたが、結論が出るに至らず期間が延長されていた。