米国のクリーンエネルギー企業ミンソーラー社と地場クオックシー建設電機社はこのほど、中部ダナン市を流れるハン川に架かるソンハン橋の西側に太陽光エネルギーで発光する街灯を2本設置した。クリーンエネルギーを利用した街灯の設置は同市で初めて。
この街灯は柱の表面にソーラーパネルが貼られ、柱の内部にバッテリーを内蔵、上部に配置された発光ダイオード(LED)で照明を行う。プロジェクト責任者のグエン・シー氏によると、LEDの寿命は10万時間で、バッテリーは156時間分を蓄電できるという。また、故障が生じた場合は自動的に管理センターに報告されるシステムになっている。街灯の価格は1本約7000米ドル(約75万円)。同市では今後、経費削減と節電のために市内各所にこの照明システムを設置していく予定。