- 最初の6か月は午前5時~午後10時運行
- 商業運転初日のみ午前10時から運行
- 6か月目以降は午前5時~午後11時30分
ホーチミン市都市鉄道(メトロ)管理委員会(MAUR)は、12月22日に商業運転を開始する同市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)について、運行開始時間が午前10時になると発表した。
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メトロ1号線は12年の工期を経て完成。同路線の開通により、市内の交通渋滞の緩和に繋がると期待されている。運行開始から最初の6か月は午前5時~午後10時に運行。運行間隔は8~12分。初日の12月22日のみ午前10時からの運行となる。6か月目以降の運行時間は午前5時~午後11時30分で、運行間隔は5~15分。
開通後の1か月は無料で運行し、その後はチケットの販売を開始。運賃は乗車区間の距離によって異なり、現金決済の場合は片道7000~2万VND(約43~123円)、非現金決済の場合は同6000~1万9000VND(約37~117円)。
このほか、◇1日乗車券:4万VND(約247円)、◇3日乗車券:9万VND(約556円)、◇1か月定期券:30万VND(約1850円)、◇1か月通学定期券:15万VND(約925円)となっている。
メトロ1号線は投資総額43兆7570億VND(約2700億円)で、うち87%は日本の政府開発援助(ODA)を利用し、残りは市予算で賄っている。同路線は全長19.7kmで、14駅(うち高架11駅、地下3駅)を設置する。17編成(3両編成、計51両)を運行し、930人(座席147人、立席783人)を運ぶことが可能。設計最高速度は高架が時速110km、地下が時速80kmとなっている。