ダラット:新規建造物は自然景観との調和必要

2008/09/03 09:25 JST配信

 中部高原地方ラムドン省ダラット市でこのほど、「ダラット開発計画、特色ある現代都市を目指して」と題するセミナーが開かれた。グエン・ホン・クアン建設相はこの席で、国レベルの建築遺産を持つ都市はフエ市とダラット市しかなく、大切に保存していかなければならないと述べた。

 オーストラリア人の建築家ロバート・R・ウィンター氏も、「ダラットにはそれぞれ異なる特色を持つフランス式洋館が数千軒あり保存が必要だ。現代都市を目指すなら高層の建物を建設する場合もあるだろうが、自然景観と調和したものにするべき」と強調した。

 その他の建築家も、「高層の施設は郊外に建設するべきで、ハノイやホーチミン市のように市内に高層ビルを建設するべきではない」、「自然の景観をさえぎったり、歴史的建造物の高さを超えたりする建物は建設すべきでない」との考えを示した。

[Tien Phong online,28/08/2008, 09:53]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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