ベトナム初の原発建設、フランスが協力

2009/07/09 05:47 JST配信

 東南部ニントゥアン省のニンフオック郡フオックディン村とニンハイ郡ビンハイ村で原子力発電所建設案件の予備事業化調査(プレFS)が終了、ベトナム初となる原発建設予定地として有力視されている。

 ハノイでは1日、原発建設についてフランスの経験から学ぶことが目的の作業部会が開催され、フランス原子力委員会(CEA)国際協力局のディディエ・ケシュメン副局長は「将来的に電力生産で自立を目指すというベトナム政府の方針は、今後の原発建設にとって大きな弾み」と語った。

 フランス電力公社(EDF)アジア太平洋局のベルナルド・センテックス局長は「事業化調査(FS)からプロジェクト立ち上げまで2年。そして計画、入札、設計、安全対策分析などで5年。さらに建設、試運転に至るまで5年かかる」と語った。CEAの専門家は、ベトナム側が原子力人材の育成を急ぐよう強調。エルベ・ボロ駐越フランス大使は、フランスが原子力専門家の育成で協力する用意があると表明した。

 ドー・ヒュー・ハオ商工次官は「最初の原発を2020年までに稼動させる予定。2050年までに国内生産電力の15~20%を原子力でまかなう計画だ」と語った。

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