グエン・シン・フン副首相はこのほど、税務・税関部門の近代化・行政改革事業について、来年の達成目標を各部門に通達した。
それによると、税務部門には来年中に税務手続きにかかる合計時間を現在の1050時間から600時間まで削減し、世界の経営環境ランキングの順位が140位から120位になるよう求めている。2011年には80位台まで順位を上げ、現在のタイと同じレベルになるよう目指す。
一方税関部門には、来年中に通関手続き・検査にかかる時間を先進諸国の1.5倍程度にまで減らし、2011年にはインドネシア・タイ・マレーシア・フィリピンの4カ国の平均と同等になるよう求めている。