19日午前8時ごろ、北中部タインホア省サムソン町チュオンソン地区にある観光用の人工洞窟で内部の天井が崩れ落ちる事故が起きた。事故当時5人の観光客が中にいたが、異変に気付いて逃げたためけがはなかった。事故現場の天井は12メートル×4メートルにわたって崩落した。
この人工洞窟は、ビエンニョー投資観光社が運営するアミューズメント地区に鉄材やコンクリートなどを使って約8年前に建設されたもの。同社のグエン・バン・タイン副社長は「洞窟は修理中で入場チケットは販売していなかった。好奇心の強い人が出入りしていたようだ」と語った。
サムソン町人民委員会のホアン・カック・ニュー副主席は「調査団を組織して安全性の調査を実施する。結果によっては施設の閉鎖を命令することになるだろう」と話している。