飲酒運転の厳罰化を検討、罰金2倍に

2011/11/18 05:18 JST配信

 15日に開催された「飲酒運転による交通事故の防止」と題したセミナーにおいて、飲酒運転への罰則を厳しくすべきとの意見が多数あげられた。15日付VNエスプレスが報じた。

(C) Vnexpress
(C) Vnexpress

 司法省代表としてセミナーに参加したダン・タイン・ソン氏は、重大な交通事故を起こした飲酒運転ドライバーに限らず、検査で高いアルコール濃度が検出されたドライバーにも運転免許の取り消し、或いは車両を没収するなど罰則を強化し、事故を起こした場合は、禁固刑に処すことも検討すべきと述べた。

 また、鉄道道路交通警察局のグエン・アイン・トゥアン大佐は、飲酒運転への罰金額を引き上げるべきとの見方を示した。具体的には、自動車の飲酒運転に対する罰金を現在の2.5倍とし、バイクの飲酒運転は罰金を現在の2倍とすることを提案した。セミナーではこのほか、テレビ・新聞雑誌などのメディア媒体を通したアルコール飲料の広告やバスターミナルなどでのアルコール飲料の販売を禁止すべきとの意見も出された。

[Doan Loan, vnexpress.net, 15/11/2011, 13:57 (GMT+7)U]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 国家交通安全委員会と交通警察局はこのほど、来年のテト(旧正月)から、飲酒運転に対するアルコール検...
 ホーチミン市公安道路鉄道警察部(PC67)は7日、同市人民委員会に対して居酒屋やレストランが夜11時以...
 政府はこのほど、道路交通分野の行政処罰について定めた政令71号を公布した。新政令は旧政令34号に代わ...
 交通運輸省はこのほど、交通違反の罰金について定めた議定の改正案を発表した。それによると、「スピー...
 ハノイ市交通警察は6日夜から、居酒屋やレストランが集中する通りで、ドライバーに対するアルコール検...
 ベトナムの交通事故による死亡者数は年間1万1000人となっており、毎日30人以上が交通事故により死亡し...
 政府はこのほど、交通安全を強化するための重点対策を盛り込んだ決議88号を公布した。主な対策としては...

新着ニュース一覧

 ベトナムで初となる軽量軌道交通(LRT)路線が19日、南部メコンデルタ地方アンザン省フーコック特区(島)...
 米国の調査機関World Population Review(WPR)が先般発表した
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ホーチミン市では現在、計1万8613台のタクシーが運行されており、このうち電気自動車(EV)が1万3124台で...
 ある日の午後、60代と思われる男性が、壊れたデュポン(Dupont)製のライターを手に、ホーチミン市チョロ...
 レ・タイン・ロン副首相はこのほど、「2025~2035年の外国語教育強化計画および2045年までのビジョン」...
 ベトナム国家大学ホーチミン市校(ホーチミン市国家大学=VNU-HCM)の副学長を務めていたグエン・ティ・...
 ベトナム郵便通信グループ(VNPT)は18日、2026年計画実施会議の枠組みの中で、人工知能(AI)専門会社「VN...
 東南部地方ドンナイ省のロンタイン国際空港は19日、初の民間旅客便を受け入れた。同空港が受け入れた初...
 地場系コングロマリットのビングループ[VIC](Vingroup)は12月19日、ハノ
 南北高速道路は19日、北端のフウギ国境ゲート~チーラン間高速道路(約60km)および南端のカントー~カマ...
 株式会社ストライプホールディングス(岡山県岡山市)のグループ会社であるストライプベトナム(STRIPE VI...
 阪急阪神不動産株式会社(大阪府大阪市)と株式会社シーアールイー(東京都港区)は、シンガポール政府系企...
 ピックルボールのプロ選手養成を目指す「D-JOYスポーツアカデミー」が13日にホーチミン市で開校した。...
 日本全国に700店舗以上のホットヨガスタジオ「LAVA」などを運営する株式会社LAVA International(東京都...
トップページに戻る