魚大量死事件のフォルモサ、観光区にも産業廃棄物15tを不法投棄か

2016/07/19 03:56 JST配信

 北中部地方ハティン省カムスエン郡ティエンカム町ティエンカム観光区内のごみ処理場で、同省キーアイン郡ブンアン経済区で工場を展開する台湾プラスチックグループ(フォルモサ・プラスチック・グループ=Formosa Plastics Group)傘下のフォルモサ・ハティン・スチール(Formosa Ha Tinh Steel Corporation=FHS)が不法投棄したと見られる産業廃棄物が発見されていたことが明らかになった。

 これに先立ち、同省資源環境局は11日にも、同省キーアイン町キーチン街区の個人農地で同社が不法投棄したと見られる約100tもの産業廃棄物が発見されたことを明らかにした。同社は4月に同省を含む北中部地方沿岸一帯で魚の大量死を引き起こしている。

 新たに不法投棄が発覚したのは、2005年に開業した敷地面積約3haのごみ処理場。2015年9月、周辺に新たなごみ処理工場が完成したのを機に、同処理場は閉鎖された。閉鎖前の2015年5月、地元住民は不審な黒い廃棄物が同処理場に投棄されているのを発見し、地元当局に通報していたという。

 同処理場の責任者によると、廃棄物は同社工場から出た汚泥で、約15tが地中に埋められていた。ただし、ベトナム科学技術研究所(VAST)傘下の環境技術研究所(IET)の分析では、「無害の廃棄物」との結果が出ているという。

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