ホーチミン:路線バスの利用者が数年ぶり増加、新車両導入などで

2017/06/22 03:26 JST配信

 ホーチミン市公共旅客運輸運行管理センターによると、2017年年初6か月における同市の路線バスの利用者数が、数年ぶりに増加に転じたという。

(C) sggp
(C) sggp

 同市の路線バスの利用者数は数年間にわたり減少が続いていたが、年初6か月は前年同期比+14.4%増の1億6330万人となった。これは、2017年の年間計画の47.2%にあたる。

 同市は利用者の誘致に向けて、圧縮天然ガス(Compressed Natural Gas=CNG)を使用した新しい車両への投資やサービスの質の向上、観光客にも利便性の高い路線の開発などに注力してきた。2017年中には、更に約800台のCNGバスを導入する予定だ。

 なお、同市は現在までに路線バス車両3000台余りを管理するため、監視カメラ4000台を設置した。監視カメラを通じて、長時間の停車や速度超過といった違反、乗務員の態度などを含めた各車両の全ての活動が監視されている。また、車内における盗難など犯罪の監視にも役立っている。

[Quoc Hung, Saigon Giai phong Online, 20/6/2017 14:02, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 ホーチミン市公共旅客運輸運行管理センターは3日、5月1日から路線バスの51路線で運賃を1000VND(約4.8円...
 ハノイ市では8月1日から、圧縮天然ガス(Compressed Natural Gas=CNG)を使用した50人乗りのバス(CNGバ...
 ハノイ市では7月1日から、圧縮天然ガス(Compressed Natural Gas=CNG)を使用したバス(CNGバス)を同市の...
 ホーチミン市の路線バス情報を提供するスマートフォン(スマホ)向け無料アプリ「BusMap(バスマップ)」に...
 ホーチミン市で1日、圧縮天然ガス(Compressed Natural Gas=CNG)を使用したバス(CNGバス)が、路線バス...
 ホーチミン市交通運輸局によると、2014年における同市のバス利用者数は前年比▲10.5%減の延べ3億6800万...

新着ニュース一覧

 インターネット接続の性能を評価するウェブサイト「スピードテスト(Speedtest)」を運営する米国のオー...
 格安航空会社(LCC)最大手ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)は、米ボー
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ベトナムの決済アプリ大手「モモ(MoMo)」は、世界的保険グループであるチャブグループ(Chubb Group)傘...
 南部メコンデルタ地方ドンタップ省に住むファン・ゴ・ジエム・フオンさん(女性・18歳)には「我が家」が...
 ホーチミン市当局は10月、ビンチュン街区(旧トゥードゥック市)のマイチート(Mai Chi Tho)通りに全長約5...
 KDDI株式会社(東京都港区)は11日、ベトナム郵便通信グループ(Vietnam Posts and Telecommunications Gr...
 株式会社多摩川ホールディングス(東京都港区)の孫会社である多摩川電子ベトナム(TAMAGAWA ELECTRONICS ...
 家具・建築用金物製造販売を手掛ける株式会社中尾製作所(三重県津市)は4日、東南アジア地域における販...
 ホーチミン市タンミー街区(旧7区)のサイゴンエキシビション&コンベンションセンター(SECC:799 Nguyen...
 ベトナム共産党政治局は、政治システムにおける職位・職務区分を改定する決定第368号-QD/TWを公布した...
 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電
 マレーシアを公式訪問したチャン・タイン・マン国会議長は同国の首都クアラルンプールで19日にジョハリ...
 電動バイクの生産・販売を手掛ける地場スタートアップのダットバイク(Dat Bike)は18日、シリーズBラウ...
 消防関連設備を製造する韓国系のSテックビナ(S-TEC VINA)が、成長を遂げている。同社によると、ベトナ...
トップページに戻る