世界遺産に登録されているエジプトのギザの大ピラミッド近くで現地時間12月28日、走行中の観光バスの付近で爆弾が爆発し、バスに乗っていたベトナム人観光客らが死傷した事件で、バオベトグループ[BVH](Bao Viet Group)傘下のバオベト保険総公社は被害者への保険金支払いを発表した。
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それによると、死亡したベトナム人観光客2人とベトナム人ツアーガイド1人の計3人の遺族に対して、1人につき24億VND(約1120万円)の保険金のほか、遺体の母国への輸送、葬儀にかかる費用などを支払う。
負傷者については、1人につき最大24億VND(約1120万円)の診療費、付き添い人のエジプトへの渡航費用を支払う。なお、軽傷を負った7人と無事だった2人の計9人は、1月1日16時15分ごろにホーチミン市タンソンニャット国際空港を通じて帰国している。
重傷を負った3人は引き続きエジプトの病院で治療を受けているが、命に別状はないことが確認されている。また、死亡者3人の遺体を載せた航空機は4日にエジプトを出発し、6日にベトナムに到着した。