南中部沿岸地方ビントゥアン省ラジ町のグエンフエ高校に勤務する若い女性教師が、教え子の男子生徒と性的関係を持った疑いが持たれている。男子生徒が16歳未満であることなどから、大きな話題となっている。
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疑いが持たれているのはHさんで、同校で数学教師として教鞭を執っていた。同省教育訓練局はこれに先立ち、捜査結果が出るまでHさんを職務停止処分としている。
Hさんの夫のTさんは、2018年9月からHさんに不審な言動があったため秘密裏で調査し、同年12月にHさんと教え子の男子生徒が2人きりで同町のホテルの一室にいるところを発見した。
Tさんと男子生徒の保護者は学校に通報し、女性教師に男子生徒との関係を断つことを書面で約束させた。Tさんは3歳に満たない子供のことを考えて妻との関係修復を望んだが、Hさんは応じず実家に戻ってTさんに離婚を求めた。これがきっかけとなり、Tさんは警察に届け出ることを決意した。
Tさんは証拠物件として、Hさんと男子生徒が交わしたメッセージや、ホテルで2人を発見した際の様子を撮影した動画を保存しているという。「私が発見したとき、2人は服を身に付けてはいたが、コンドームが置いてあり、妻の下着もベッドに置かれたままだった」と述べた。
刑事法では、自発または強制を問わず、13歳以上16歳未満の未成年者と性的関係を持った成年者に対する量刑を禁錮1年~5年と規定している。