ホーチミン:無断出国から帰国のメトロ管理副委員長を警告処分

2019/03/27 13:19 JST配信

 ベトナム共産党ホーチミン市支部はこのほど、ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)管理委員会(MAUR)副委員長 兼 党委書記のホアン・ニュー・クオン氏を警告処分とした。

(C) vnexpress
(C) vnexpress

 党員は海外渡航にあたって管轄機関から事前に許可を取らなければならないと規定されているが、同氏は2018年12月に許可を得ることなくベトナムを出国して米国に渡った。同氏はこれまで数度にわたり「家庭の事情」を理由に辞任届を提出したことがあるが、いずれも受理されていない。

 ベトナム共産党ホーチミン市支部はこれに先立ち今年1月、クオン氏が務める党委書記の役職について職務停止処分を下している。クオン副委員長はこのほど3か月ぶりに帰国し、21日になってMAURの職務に復帰した。

 なお、同市人民委員会は今年1月初め、辞意を表明していたMAUR委員長のレ・グエン・ミン・クアン氏の解任を決定し、ブイ・スアン・クオン交通運輸局長をMAURの委員長に任命している。

 MAURの人事が大きく変動している背景には、同委員会が実施しているメトロ1号線建設案件について、同市人民委員会やMAURをはじめとする複数の機関の多くの違反が指摘されたことがあり、ホアン・ニュー・クオン氏はこれに深く関与したと見られている。

 同案件の投資総額は17兆3252億VND(約830億円)から47兆3252億VND(約2300億円)へと違法に上方修正され、調整の際に引き上げ分のファイナンススキームを確保しなかった。資金不足が原因で、2012年の着工から6年以上が経過した2019年2月現在も完成率は62%程度に留まっている。

 

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 ホーチミン市共産党委員会のグエン・ティエン・ニャン書記はこのほど、同市の都市鉄道(メトロ)1号線(ベ...
 建設中のホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)について、ホーチミン市人...
 建設中のホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)について、同市メトロ管理...
 ベトナム共産党ホーチミン市支部は14日、ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエ...
 ホーチミン市人民委員会は4日、ブイ・スアン・クオン交通運輸局長(男性・43歳)を同市都市鉄道(メトロ)...
 国家会計監査委員会は、ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)の会計監査...

新着ニュース一覧

 内務省は、2026年のベトナム文化の日および2027年のテト(旧正月)と建国記念日に伴う休暇について、日程...
 教育訓練省は、東北部地方トゥエンクアン省のトゥエンクアン英才高校の試験会場における2026年高校卒業...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 VIETJOベトナムニュースが2026年7月に配信した記事のアクセス数ランキングをご紹介します。 1位:
 烈士(戦死者)の遺骨の捜索・収集は、ほとんどの場合、ほんのわずかな手がかりから始まる。その手がかり...
 財政省傘下統計局(NSO)の発表によりますと、2026年4~6月の国内総生産(GDP)成長率(推定値)は前年同期比...
 南中部地方ダナン市人民委員会は、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進およびデジタル経済の発...
 クラフトチョコレートの製造や販売を手掛けるザ・ココア・プロジェクト(The Cocoa Project)は、ホーチ...
 東北部地方クアンニン省のクアンイエン沿岸経済区で、ベトナム・シンガポール工業団地(VSIP)が総額約5...
 ハノイ市のノイバイ国際空港は、車両の混雑緩和を目的に3日から導入した新たな車両動線計画について、...
 英国・ロンドンの高等法院は、ベトナムのアニメ制作会社であるSコネクト(Sconnect)が制作する人気アニ...
 南中部地方ダナン市で3日、国際ミスコンテスト「ミス・ヘリテージ・グローバル2026(Miss Heritage Glob...
 産業資材事業やディバイス事業、メディカルテクノロジー事業を手掛けるNISSHA株式会社(京都府京都市)は...
 国防省傘下空軍士官学校(Air Force’s Officer College、南中部地方カインホア省)で4日、国防省の決定に...
 ホーチミン市公共交通管理センター(Ho Chi Minh City Management Centre of Public Transport=MCPT)は...
トップページに戻る