クアンナム省:トゥーボン川河口沖で砂洲が成長中

2019/04/30 06:22 JST配信

 南中部沿岸地方クアンナム省ホイアン市のクアダイ海岸沖で、砂洲が成長を続けている。中部・中部高原自然災害防止支局(農業農村開発省自然災害防止総局所属)はこのほど、3月31日の第1回調査と4月21日の第2回調査の20日間余りに、主に南北方向に拡大したと発表した。

(C)VnExpress,Minh Hai
(C)VnExpress,Minh Hai

 第2回調査結果によると、南北方向には83m伸びて1126mに、東西方向には最も幅の広い場所が東側に突き出る形で20m伸びて22mとなった。総面積は13.6haとなった。

 この砂洲は、トゥーボン川の河口沖でクアダイ海岸から約1.4km離れた場所に2017年に出現。2018年初頭に水面から顔を出すと、その後急速に拡大した。ハノイ資源環境大学のブー・タイン・カー准教授は、「河口沖に砂洲ができるのは自然の通常の現象」と話し、砂洲には海岸浸食が激しいクアダイ海岸を守る役割が期待できるとして、「いかなる開発も許すべきでない」との考えを示した。

 クアンナム省人民委員会のレ・チー・タイン副主席は、「当面は砂洲の成長を見守り船舶の往来への影響を観察する。将来、影響が出るようになった場合は慎重に対処方向を検討する」との方針を示した。

 

[VnExpress 19:58 23/4/2019 / 11:48 10/4/2019,O]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 南中部クアンナム省ホイアン市人民委員会はこのほど、同市のクアダイ海岸で浸食が進んでおり5件の観光...

新着ニュース一覧

 ベトナム株式市場は7日の取引で、アジア主要市場の中で最も大きく下落した。VNインデックスは前日比▲43...
 政府は、台風13号(アジア名:カルマエギ、日本では台風25号)で被災地となった南中部地方のクアンガイ省...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ベトナム国家民間防衛指導委員会は7日朝、6日夜に南中部に上陸した台風13号(アジア名:カルマエギ、日...
 混み合う大学の中庭で、身長110cmのグエン・ティ・フオンさん(女性・23歳)は、まるで小学生が足早に歩...
 ホーチミン市建設局傘下の11区建設投資プロジェクト管理委員会は4日、同市フート街区(旧11区)のフート...
 韓国の食品製造会社であるサムファF&C(Samhwa F&C)はこのほど、自社で展開するフローズンヨーグルトの...
 ベトナムIT最大手のFPT情報通信[FPT](FPT Corporation)は、ドイツのフラ
 ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)は6日、独自ブランドの香り「ニャー
 計画投資省海外投資局(FIA)が発表した海外直接投資(FDI)に関するデータによると、2025年1~10月期のFDI...
 ハノイ市人民委員会主席のチャン・シー・タイン氏が5日、党中央執行委員会によって中央監査委員長に選...
 ハノイ市の国家展示センター(VEC)で開催された「秋季フェア」で、トゥアンギア製造組立(Tuan Nghia)が...
 ホーチミン市建設局によると、同市コンダオ特区(コンダオ諸島)で初の電気バス路線が12月初旬に運行を開...
 格安航空会社(LCC)最大手ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)は、11月11
 自然エネルギー発電所の発電事業(IPP)などを手掛ける自然電力株式会社(福岡県福岡市)がグループ会社を...
トップページに戻る