ホーチミン市疾病管理センターのデータによると、同市でデング熱、手足口病、麻疹(はしか)の感染者が急増していることが明らかになった。
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同市では9月単月におけるデング熱の感染者が8237人で前月と同程度で推移しているが、1-9月期では前年同期の2.2倍にあたる4万8458人へと急増した。このうち死亡したのは9人。
一方、9月単月で手足口病にかかった患者数は前月の2倍にあたる6573人に拡大。1-9月期では1万6000人余りで、このうち0~3歳の乳幼児の割合が90%に上った。手足口病では死者は出ていない。
このほか、9月単月で136人の麻疹感染を確認。1-9月期は前年同期の62.5倍に相当する6192人に急増した。このうち予防接種を2回受けた子供は4人、1回受けた子供は15人だった。全体の51%が予防接種を受けておらず、残る48%は接種歴が不明だった。