ビエンホア空港のダイオキシン除染、12月開始―敷地をUSAIDに引き渡し

2019/11/04 16:12 JST配信

 ベトナム国防省防空・空軍部隊と米国国際開発庁(USAID)は1日、東南部地方ドンナイ省ビエンホア空港のダイオキシン除染プロジェクトの対象となる敷地52haを国防省からUSAIDに引き渡す合意書に調印した。除染作業は12月に開始される。

(C) Tuoi Tre
(C) Tuoi Tre

 グエン・チー・ビン国防次官とUSAIDのボニー・グリック(Bonnie Glick)副長官は調印式前の会談で、ベトナム戦争の被害克服事業におけるこれまでの協力の成果を評価し合った。双方は南中部沿岸地方ダナン市ダナン国際空港の敷地32haのダイオキシン汚染土壌除染プロジェクトを2018年11月に完了したばかりだ。

 ビン次官によると、ビエンホア空港はベトナム戦争中に米軍が大量の枯葉剤を保管していた場所でダイオキシン汚染が最も深刻な地域の1つとされている。除染処理が必要な土壌は50万m3に上り、ダナン空港の4倍に相当する。

 ベトナム国防省とUSAIDは2018年5月に、ビエンホア空港でのダイオキシン除染プロジェクト実施に関する合意書を締結した。USAIDが2023年までの5年間に1億8300万USD(約198億円)を無償援助する。同プロジェクトは今年4月に開始された。除染作業は完了までに10年、3億9000万USD(約422億円)の費用がかかると試算されている。

 

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