韓国最大のインターネットサービス会社NAVER(ネイバー)が20日、通信郵便技術学院(PTIT、ハノイ市)との間で人材育成協力に関する提携契約を締結した。
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今回の提携は、ネイバーが2019年から推進している「グローバルAI研究ベルト」事業の一環。この事業では、米国や中国など人工知能(AI)分野で先を行く国に匹敵する、同社を中心とした国際的なネットワークを形成することを目指している。同社の拠点がある韓国、日本、ベトナム、フランスが基点となり、なかでもベトナムは東南アジアの中心的拠点にしたい考えだ。
提携により、双方は共同研究事業を行うほか、PTITの学生を対象として、AI、モノのインターネット(Internet of Things=IoT)、ビッグデータ、ブロックチェーン(分散型台帳)などのコースを共同で展開する。
また、ネイバーがPTITに技術移転を行い、PTITの新教材の開発に参画し、PTITの優秀な学生に奨学金を支給するなどして人材育成を支援していく。
ネイバーはこれに先立つ7月中旬、ハノイ工科大学との間でIT人材育成協力に関する提携契約を締結した。同社はこうした活動を通して長期的に優れた人材の確保を目指している。