ホーチミン:新型コロナワクチンを独自調達へ

2021/06/17 05:39 JST配信

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)予防国家指導委員長を務めるブー・ドゥック・ダム副首相は15日、新型コロナウイルスワクチンの独自調達に関するホーチミン市人民委員会の提案に同意した。

(C) vnexpress
(C) vnexpress

 これに先立ち、新型コロナウイルスワクチンの調達について、政府は関連機関に対し、ワクチンの買い占めによる調達価格のつり上げを回避するよう指導していた。

 一方、ホーチミン市で新型コロナの第4波が急拡大していることを受け、同市人民委員会は11日、同市の企業がコネクションを活かしてワクチン供給元と交渉し、独自に調達することを提案した。

 保健省はワクチンの流通許可や品質管理を担当し、予防接種を手配することになっている。

 ホーチミン市の18歳以上の人口は720万人以上で、うち160万人が工業団地内の企業で働いている。しかし、同市がこれまでに保健省から受け取ったワクチンは14万回分程度に留まっている。

 2回の接種を完了した人数は1万0200人近くで、6万4400人近くが1回目の接種を受け、2回目の接種を待っている。

 ホーチミン市保健局のグエン・ホアイ・ナム副局長が11日に明らかにしたところによると、市はワクチンの独自調達に向けて500万回分の輸入を交渉中だという。

[VnExpress 11:08 15/06/2021, 20:01 15/06/2021, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

新着ニュース一覧

 タイとカンボジアの国境地帯で軍事衝突が続く中、両国国防相が27日に国境検問所で会談し、停戦合意に関...
 西北部地方ラオカイ省を走る国道174号線で27日朝、ボランティア団体を乗せた小型バスが横転する事故が...
 インターネット動向分析プラットフォーム「Cloudflare Radar」はこのほど、2025年の世界で最も普及して...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 チュオン・ティ・トゥエット・チンさん(女性・63歳)は、7~8歳のころからホーチミン市のベンタイン市場...
 南中部地方クアンガイ省バントゥオン村(xa Van Tuong)にあるズンクアット経済区でディーゼル油の流出事...
 地場コングロマリットビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビンファスト(Vi
 交通運輸省傘下のホーチミン市交通運輸大学(UTH)はこのほど、鉄道シミュレーターを導入した。これは、...
 ベトナム政府は、国内海上輸送に対する管理を強化し、外国船舶の参入を必要最小限に抑える方針を打ち出...
 人工知能(AI)とフィンテックの株式会社MILIZE(東京都港区)は、ベトナムを拠点とする音声AI技術のイノベ...
 旧ホーチミン市、旧ビンズオン省、旧バリア・ブンタウ省の3省・市が合併して誕生した新ホーチミン市で...
 不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)は25日
 日本の外務省が発表した海外在留邦人数調査統計の最新版によると、2025年10月1日時点におけるベトナム...
 アミューズメント施設や飲食店施設の企画・運営を手掛ける株式会社GENDA GiGO Entertainment(東京都港...
 ホーチミン市人民委員会はこのほど、2026年の新暦正月を祝う打ち上げ花火について、市内6か所で実施す...
 ホーチミン市ベンタイン街区(旧1区の一部)のグエンタイホック(Nguyen Thai Hoc)通りとファムグーラオ(P...
トップページに戻る