ホーチミン:年内に新型コロナワクチン最大1000万回分を調達

2021/06/22 18:10 JST配信

 ホーチミン市当局は現在、複数の新型コロナウイルスワクチンメーカーとの間で交渉を進めており、2021年末までに500万~1000万回分のワクチンを調達する方針。

(C) vnexpress
(C) vnexpress

 これは、同市人民委員会のズオン・アイン・ドゥック副主席が21日に開かれた同市のワクチン接種に関する記者会見で明らかにしたもの。

 交渉は仲介者を挟むことなく、市が直接行っている。詳細な交渉条件に関する情報は現段階で公開できないが、契約締結が実現した場合、市が詳細を発表するとしている。

 市はこれまでに保健省から計100万回分のワクチンを受け取っており、年末までにさらに1000万回分を調達する予定。これにより、市人口の接種率75%達成を目指す。

 なお、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の第4波が急拡大しているホーチミン市はこのほど、保健省からワクチン83万6000回分の優先配分を受け、19日から接種キャンペーンを開始した。

 このうち、78万6000回分は日本政府から無償給与された英アストラゼネカ(AstraZeneca)製のワクチン。ベトナム人民軍も動員して1000か所の接種会場(医療センター、移動型の接種会場など)で一斉に実施し、5~7日間で接種が完了する予定。キャンペーン終了後、市人口の接種率は6%となる見通し。

[Vnexpress 14:57 21/6/2021 U]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 保健省は23日、新型コロナウイルスワクチンの接種が予定より遅れているとして、10省・市の人民委員会に...
 保健省は17日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の第4波が急拡大しているホーチミン市に、ワクチン8...

新着ニュース一覧

 インターネット接続の性能を評価するウェブサイト「スピードテスト(Speedtest)」を運営する米国のオー...
 格安航空会社(LCC)最大手ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)は、米ボー
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ベトナムの決済アプリ大手「モモ(MoMo)」は、世界的保険グループであるチャブグループ(Chubb Group)傘...
 南部メコンデルタ地方ドンタップ省に住むファン・ゴ・ジエム・フオンさん(女性・18歳)には「我が家」が...
 ホーチミン市当局は10月、ビンチュン街区(旧トゥードゥック市)のマイチート(Mai Chi Tho)通りに全長約5...
 KDDI株式会社(東京都港区)は11日、ベトナム郵便通信グループ(Vietnam Posts and Telecommunications Gr...
 株式会社多摩川ホールディングス(東京都港区)の孫会社である多摩川電子ベトナム(TAMAGAWA ELECTRONICS ...
 家具・建築用金物製造販売を手掛ける株式会社中尾製作所(三重県津市)は4日、東南アジア地域における販...
 ホーチミン市タンミー街区(旧7区)のサイゴンエキシビション&コンベンションセンター(SECC:799 Nguyen...
 ベトナム共産党政治局は、政治システムにおける職位・職務区分を改定する決定第368号-QD/TWを公布した...
 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電
 マレーシアを公式訪問したチャン・タイン・マン国会議長は同国の首都クアラルンプールで19日にジョハリ...
 電動バイクの生産・販売を手掛ける地場スタートアップのダットバイク(Dat Bike)は18日、シリーズBラウ...
 消防関連設備を製造する韓国系のSテックビナ(S-TEC VINA)が、成長を遂げている。同社によると、ベトナ...
トップページに戻る