17日夕方、3歳の女児が腕をギプスで固定され、頭部が腫れた状態でハノイ市タックタット郡総合病院に救急搬送された。
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救急搬送されたのは、タックタット郡在住のD・N・Aちゃん。X線検査の結果、Aちゃんの頭部に9本の釘が埋まっていることが確認された。Aちゃんは重体で、医師らは応急処置を施した後、同市バーディン区のセントポール総合病院に転送すると共に、タックタット郡警察に届け出た。
Aちゃんは、母親のN・T・Lさん(27歳)とその恋人の男性とタックタット郡カンキエム村(xa Can Kiem)の貸し部屋で暮らしている。Lさんと恋人は大工仕事で生計を立てており、Lさんは妊娠中。
Lさんは前夫との間に3人の娘をもうけ、長女は8歳、次女は6歳で、3歳のAちゃんは末っ子だ。Lさんと前夫は2021年年初に離婚し、娘3人はカインナウ村(xa Canh Nau)で父親と祖父と暮らしていたが、Aちゃんだけは同年5月からLさんのもとで暮らすことになった。
Aちゃんは直近3か月の間に、鼻のけがやネジ3本の誤飲、腕の骨折、農薬の誤飲による中毒で4回も入院していた。しかし、母親のLさんは、娘が1人で遊んでいる間に起きた事故だと説明していたため、祖父らは母親の責任を追及しなかった。
Aちゃんは現在も集中治療を受けているが、昏睡状態となっている。タックタット郡警察はハノイ市警察と協力し捜査を急いでいる。