ホーチミン:メトロ開通後も市民の7割がバイク利用継続と回答 大学調査

2022/04/29 17:00 JST配信

 ホーチミン市の都市鉄道(メトロ)が開通後も、移動には引き続きバイクを使うという意見が市民の間で圧倒的に多いことが、大学の調査で明らかとなった。

(C)thanhnien
(C)thanhnien

 ベトナム・フランス研究所(Institut Français du Vietnam)が27日に開催した「バイク‐メトロ‐交通の課題」と題したセミナーで、ベトナム・ドイツ大学(Vietnamese-German University=VGU)傘下の交通運輸研究開発センターのブー・アイン・トゥアン所長が演説し、ベトナムにバイク文化が深く根付いている現状を伝えた。

 同大学が国内主要6都市の約2000人を対象に実施した2018年の調査結果では、ホーチミン市で2030年までにバス路線網が2~3倍に拡大、メトロ6~7路線が開通し、駐車料金が3倍に上昇すると仮定した上で調査を行ったが、それでも対象者の70%が引き続きバイクを利用すると回答した。

 実際に近年、市民の生活水準向上に伴い、自動車の需要が着実に伸びているが、自動車を持っていてもなお、小回りが利いて便利なバイクの利用を続ける人が多い。

 バイクを好む理由として、路地でも移動しやすいこと、公共交通機関と違って好きな時に出かけられ、乗り換えの必要もなく、目的地に直接到達できることなどが挙げられる。

 トゥアン所長は、大気汚染対策に向けて、公共交通機関を充実化させると共に、バイク登録料の引き上げや違法駐車場の取り締まり強化、駐車料金の引き上げ、ガス排出料金の徴収などでバイク利用を不利にする政策を導入する必要性を主張した。

 なお、ホーチミン市では2021年末時点で自動車約81万9000台、バイク約760万台が登録されており、前年末比でそれぞれ+3.5%、+2.0%増加した。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 ホーチミン市交通運輸局傘下の公共交通管理センターは、同市で整備中の都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイ...
 ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)で使用する最後の車両2編成(16編成...
 ホーチミン市人民評議会は、建設中のメトロ1号線(ベンタイン~スオイティエン間)の各駅に接続するバス...
 ホーチミン市人民委員会はこのほど、同市で建設中の都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン...

新着ニュース一覧

 23日のベトナム株式市場はほぼ全面安の展開となり、VNインデックスは3日連続で大幅に下落した。VNイン...
 国家選挙評議会は21日、3月15日に実施された第16期(2026~2031年任期)の国会議員および各レベル人民評...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ファム・ミン・チン首相は19日、エネルギー使用の効率化、エネルギー転換の促進、および電動車両などの...
 ハノイ市郊外のダイスエン村(旧フースエン郡)ダーチャット村落の人々は、ベトナム語の標準語とは別に、...
 ホーチミン市のドゥックバー(聖母マリア)教会で19日、新しい2本の十字架が教会の2つの鐘塔の上に設置さ...
 ベトナム共産党のトー・ラム書記長は17日、新時代における首都ハノイの建設・発展に関する政治局決議第...
 ベトナム評価レポート社(ベトナムレポート=Vietnam Report)は、2026年における信頼性の高い不動産デベ...
 ハノイ市人民委員会は20日午前、環状2.5号線のジックボン(Dich Vong)~トゥオンディン(Thuong Dinh)区...
 ベトナムと日本の両国政府はハノイ市で20日、総額892億5600万円を限度とする円借款3件に関する書簡の署...
 在外ベトナム人国家委員会(SCOV)によると、現在、世界130以上の国と地域に約600万人の在外ベトナム人...
 地場の小売大手であるホーチミン市商業合作社(サイゴンコープ=Saigon Co.op)はこのほど、2026年の業績...
 国連の持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(Sustainable Development Solutions Network=SDSN...
 スイスの高級時計ブランドであるIWCシャフハウゼン(IWC Schaffhausen)は18日、公式代理店パートナーで...
 国内最大手の格安航空会社ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)は、世界唯
トップページに戻る