ホーチミン市1区警察は13日、1区と同市直轄のトゥードゥック市を結ぶ第2トゥーティエム橋で、排水口の蓋を盗んだ犯人を特定したと明らかにした。同橋は4月末、7年の工期を経て開通したばかりだが、開通直後から排水口蓋の盗難被害が相次いで確認されていた。
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警察は監視カメラに映っていた、青いシャツを着て、黒いズボンを履き、赤いバイクに乗った人物を排水口蓋(金属製:直径23cm、厚さ2.5cm)の窃盗犯と特定。この人物は排水口の蓋32枚を盗んだとされており、警察が現在行方を追っている。
蓋は第2トゥーティエム橋の保守部品であり、蓋が無くなった場合、排水システムに悪影響を及ぼし、通行する車両の事故に繋がる恐れもある。
これに先立つ5日、同橋の施工業者の作業員が排水口の蓋44枚が無くなっていることを発見。橋には全部で108枚の排水口蓋があったが、64枚しか残っていなかった。作業員は残った蓋が盗まれないよう溶接。新しい蓋を発注して設置するまで約1か月かかるため、その間は木製の蓋を被せて対応している。