ホーチミン市教育訓練局が24日に発表した2022-2023年度の公立高校入学試験結果によると、10段階評価で5を下回った解答用紙が数学・国語・英語の3科目合わせて9万2000枚以上もあった。因みに、本年度の受験者数は約9万2700人だった。
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10段階評価で5を下回った解答用紙は数学が4万1700枚、英語が4万1600枚で、いずれも全体の約45%を占めた。一方、10段階評価で5を下回った国語の解答用紙は9700枚で、全体の10%だった。
<3科目の合計点数別の分布>
数学で10段階評価の5を下回った割合は依然として高水準にあるが、近年は縮小傾向にある。直近では、2019-2020年度が50%、2020-2021年度が48%だった。なお、2021-2022年度は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、入学試験が行われず、特別措置として中学時代の成績評価を基準に高校入学が認められていた。
また、国語と英語で10段階評価の5を下回った割合は、例年とほぼ変わっていない。
なお、2022-2023年度の入学試験では3科目の合計点数(係数が一律の1.0)を基準として、公立高校への入学が決まる。各校の合格得点と合格者リストは7月11日に発表される。