出生地欄を追加したパスポートの発行を開始

2023/01/04 14:37 JST配信

 公安省傘下出入国管理局(A08)は、2023年1月1日から、公安省および在外公館において、「出生地」情報を追加した一般旅券(パスポート)の発行を開始すると発表した。

(C) congan
(C) congan

 出生地情報の追加に加えて、氏名について、「姓」と「ミドルネーム・名」とで2行に分けて記載する形に変更した。海外当局が、ベトナム人の姓名を判別しやすくするための対応だ。

 形式や素材、セキュリティ対策などに変更はなく、これ以前に発行されたパスポートも、有効期限内は使用できる。

 これに先立ち、2022年7月1日から発給が始まった新デザインのパスポートに出生地が記載されていなかったことから、一部の国がこのパスポートの使用を認めないという問題が発生していた。ベトナム当局はパスポートの追記欄に出生地を印字する形で対応してきたが、国会が決議を採択し、抜本的な対策として新デザインのパスポートに出生地の欄が追加されることになった。

[Cong An 08:23 01/01/2023, F]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 公安省は出入国法(2020年7月1日施行)の改正を提案している。司法省が現在、提案を審査中だ。  改正...
 7月1日から発給が始まったベトナムの新デザインの一般旅券(パスポート)の使用を一部の国が認めていない...
 7月1日から発給が始まったベトナムの新デザインの一般旅券(パスポート)の使用を一部の国が認めていない...
 7月1日から発給が始まったベトナムの新デザインの一般旅券(パスポート)の使用を一部の国が認めていない...
 ドイツ、チェコ、フィンランドのシェンゲン圏3か国の当局が、7月1日から発給が始まったベトナムの新デ...
 在ベトナム米国大使館によると、米国政府は、7月1日から発給が始まったベトナムの新デザインの一般旅券...
 在ベトナム・フィンランド大使館は11日、7月1日から発給が始まったベトナムの新デザインの一般旅券(パ...
 在ベトナム・スペイン大使館は8日、7月1日から発給が始まった「出生地」が記載されないベトナムの新デ...

新着ニュース一覧

 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビ
 懐石料理を中心とした和食レストラン「梅の花」などを展開する株式会社梅の花グループ(福岡県久留米市)...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 トー・ラム書記長は11日、ロシア公式訪問の一環として、ロシア国営石油会社ザルベジネフチ(Zarubezhnef...
(※本記事はVIETJOベトナムニュースのオリジナル記事です。) 【ロンドン編】はこちら  パリ:本場バ
 東日本大震災をきっかけに2011年に宮城県石巻市で創業した株式会社ラポールヘア・グループ(宮城県石巻...
 ビングループ[VIC](Vingroup)の子会社で、国内トップの観光・リゾート・
 ベトナムワクチン株式会社(VNVC)はロシアの首都モスクワで10日、ロシア政府系金融機関であるロシア直接...
 乳製品製造大手THミルク(TH Milk)は11日、ロシア西部のカルーガ州ボロフスク地区で乳製品加工工場の竣...
 韓国水資源公社はこのほど、マレーシアの送電設備事業者ロハス・テクニック(Rohas Tecnic)の子会社で浄...
 9日にロシアの首都モスクワにある赤の広場で開催された「対ナチス・ドイツ戦勝80周年記念パレード」へ...
 世界大手の会計事務所デロイト(Deloitte)の報告書「AIフォー・ビジネス(AI for Business)」によると、...
 5月10日、ロシア海軍の軍艦3隻が南中部沿岸地方ダナン市のティエンサ港に寄港した。262人の士官・乗組...
 外務省によると、ベトナムのルオン・クオン国家主席は10日、ローマ・カトリック教会の新しい教皇に69歳...
 東南部地方タイニン省チャウタイン郡(huyen Chau Thanh)にあるホアビン橋付近の道路で11日、大規模な地...
トップページに戻る