ハノイ市都市鉄道(メトロ)2A号線(ドンダー区カットリン~ハドン区間)で11日昼ごろ、走行中の電車が突然停止する事故が発生した。車内に取り残された乗客はバスに乗り換えて終点駅まで向かわなければならなかった。
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午前10時ごろ、ハドン発カットリン行きの車両が、タインスアン区のトゥオンディン駅まで来たところで急停車。終点のカットリン駅までは残り3駅を通過しなければならなかったが、車内放送でトラブルにより到着時間が遅れるとのアナウンスがあり、数百人の乗客がカットリン駅までバスで移動した。
ハノイ・メトロ(Hanoi Metro)によると、今回の急停止は警報システムの不具合によるもので、同社は問題の感知後、直ちにカットリン~トゥオンディン間の運行を停止させ、乗客を移動させるためのバスを手配した。引き続き乗車しない乗客に対しては、運賃の払い戻しにも対応したとのこと。
トラブルが発生したカットリン~トゥオンディン間は、約45分後に運行を再開。この間もイエンギア~トゥオンディン間は通常通り運行した。
これに先立ち、カットリン~ハドン間では昨年5月23日にも電車が急停止したことがあった。ハノイ・メトロはこの時の急停止について、悪天候で線路が滑りやすくなっていたことから、自動操縦から手動に切り替えたためと説明していた。