ベトナム版ギネスブックのベトナム・ブック・オブ・レコード(ベトキングス=Vietkings)は12日、アーティストのチュン・タダシ氏(本名:チャン・ニャット・チュン、1978年生まれ)の著作「タトゥーアートの魅力(越題:Su me hoac tu nghe thuat xam hinh、英題:Enchantment from tattoo Art)」を、東洋のタトゥーアートを英語とベトナム語のバイリンガルで紹介したベトナムで最初の本として認定し、記録認定証をタダシ氏に授与した。
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アート関係者、特にタトゥーアート分野では、タダシ氏(ホーチミン市美術協会会員)の名前はよく知られている。彼の東洋スタイルのタトゥーアートは見る人を魅了し、世界のタトゥーアートコンテストで同業者を驚かせてきた。
タダシ氏は日本で5年間働いていたことがあり、日本の文化に触れて学んだ経験が、作品に影響を及ぼしているという。彼の作品で顕著なのはドラゴンのタトゥーだ。客の個性に合わせて、様々な形態のドラゴンを描いてきた。すべてフリーハンド技法で行うのが特徴だ。
ベトキングスの記録認定証を授与されたタダシ氏は、「自分が学んできたタトゥーアートが認められて幸せです。タトゥーアートに情熱を持つ才能ある人達を助け育成する機会が増えることを願っています」とコメントした。