商工省電力調整局によると、北部地域にある水力発電所の貯水ダムの大半で水位が改善している。12日における貯水ダムへの流入量は前日比+28%増加したが、依然として低い水準にあるという。
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貯水ダムの水位低下により、同地域の水力発電所の一部が稼働停止、または稼働率が低い水準となる状況が続いている。国内最大出力(2400MW)のソンラ水力発電所(西北部地方ソンラ省)も、引き続き稼働を一時停止している。
12日時点で、同地域の各種発電所の最大出力合計は前日比+9.4%増の1万8580MWに改善し、このうち水力発電所の最大出力合計は同+18.8%増の6229MWにまで改善している。
なお、他の地域からの送電による出力合計も含めると、同日における北部地域の最大出力合計は同+7.9%増の2万1917MWへと増加した。管轄当局は国民や企業などに対し、引き続き節電を強化するよう呼び掛けている。