インターネット関連のサービスと製品に特化した米グーグル(Google)は、同社の著作権保護ポリシーを悪用して被害をもたらしたとして、ベトナム人のグエン・バン・ドゥック氏とファム・バン・ティエン氏の2人に対して訴訟を起こそうとしている。
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グーグルによると、問題の2人はTシャツ販売に携わっており、グーグルの著作権保護ポリシーを悪用して、ライバル企業のウェブサイト11万7000件をグーグルの検索エンジンから削除させた。
2人は、アマゾン(Amazon)やNBCニュース(NBC News)、起業家イーロン・マスク氏、有名歌手テイラー・スウィフトなど、多くの大企業の代表や有名人の代理人を名乗る65件の偽アカウントを作成。グーグルを騙してURL削除をリクエストする形でライバル企業のウェブサイトが検索でヒットしないようにした。
これにより、自社ウェブサイトが検索エンジンから削除された企業各社は、数百万USDの被害を受けたと推定される。グーグルは裁判所に対し、2人に賠償金を支払わせるよう求めている。