- 無許可飛行、飛行規則を十分に理解せず
- 当局、法律に基づき処分を検討
- 村全体の電力供給停止し宙吊り男性を救助
|
西北部地方ホアビン省ホアビン市文化情報部は21日、パラグライダー飛行した男性が高圧電線に引っかかった事故について、飛行が許可されていない場所で起きた事故だったと明らかにした。
(C) tienphong |
事故を起こしたのはホアビン市に住む35歳の男性で、許可を得ずに飛行したことを認めた。男性は、パラグライダーの団体やクラブに所属しておらず、飛行規則を十分に理解していなかったという。当局はこの男性について、条件が整わない中で飛行を行ったとして、法律に基づき処罰することを検討している。
20日昼頃、同市クアンティエン村で、パラグライダー飛行をしていた男性が高圧電線に引っかかり、空中に何時間も宙吊りになる事故が発生した。軍隊や電力会社など関係当局が現場に駆けつけ、同村全体の電力供給を停止した上で、救助を行った。
宙吊りになっていた男性は同日午後2時頃までに無事救助され、健康にも特段の問題はなかった。その後、午後3時頃には村全体への電力供給が再開された。