レーザー直撃による視力低下事故が相次ぐ、保護者から不安の声

2025/01/20 04:04 JST配信
  • 結婚式のレーザー光線直撃で視力低下
  • レーザー直撃で最悪の場合は失明も
  • テトでイベント多数、事故再発の恐れ

 北部紅河デルタ地方ハティン省眼科病院では、結婚式で使用されたレーザー光線を浴びて視力が急激に低下したという患者を2日連続で受け入れた。

(C)Phap Luat
(C)Phap Luat

 15日に受診した同省ハティン市在住の女性(33歳)は、検査の結果、1m先の指の本数がかろうじて数えられる程度の視力だった。女性は2日前に結婚式に参加した際、目にレーザー光線が当たり、その後、視界がぼやけて、ほとんど何も見えなくなったと話した。

 同じく結婚式でレーザー光線を浴びて視力が低下したというカムスエン郡在住(huyen Cam Xuyen)の男性(34歳)は、レーザーが当たった5日後には50cm先の指の本数がなんとか数えられる程度の視力になってしまった。

 病院によると、同様の症状で受診した患者が2か月前にもいたとのこと。また、同ニンビン省でも最近、イベント企画会社の男性(24歳)が至近距離からレーザー光線を目に浴びてしまい、網膜に重度の火傷を負う事故が発生。事故直後は3m離れた指の本数を数えられる程度の視力だったが、1か月の治療により、当初の視力の10分の1まで回復した。

 これから本格的なテト(旧正月)シーズンに入り、全国各地で年越しや新年を祝うイベントが開催されるが、保護者からは子供たちがレーザー光線の影響で視力を失うことを心配する声があがっている。

[Phap Luat 10:21 17/01/2025 U]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

新着ニュース一覧

 ベトナムワクチン株式会社(VNVC)は12日、ロシア製薬大手メドシンテズ(Medsintez)との間で、次世代バイ...
 このほど公布された政治局決議第72号NQ/TWは、2030年までに国民の体力、知力、体格、健康寿命を向上さ...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 国連世界観光機関(UN Tourism)によると、2025年1~6月期の世界の外国人観光客数は延べ6億9000万人で、...
 キム・ティエンさんの「黄金の声」は、ベトナム国営テレビ局(VTV)の19時のニュース番組と共に長年親し...
 ミスコン「ミス・グランド・ベトナム2025(Miss Grand Vietnam 2025)」の決勝大会が14日にホーチミン市...
 ホンダベトナム(HVN)は13日、国内市場に投入する新型バイク3車種、◇「ウィナーR(Winner R)」、◇「ADV 3...
 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電
 南中部地方ダナン市で、工業用酢酸を地下水で薄めて「食酢」を大量に偽造していた違法施設が摘発された...
 ファム・ミン・チン首相は13日、国民データと電子的な身元確認・認証に基づく技術的ソリューションの導...
 ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)を運行する同市メトロ1号線有限会社...
 ベトナム全国の映画館の興行収入データを分析するボックスオフィス・ベトナム(Box Office Vietnam)によ...
 ホーチミン市タンフン街区(旧7区)のショッピングセンター「SCビボシティ(SC VivoCity)」で12日、国内初...
 ホーチミン市のサイゴン動植物園は毎週末に催行していたナイトツアーについて、今後は毎晩開催すること...
 ホーチミン市ビンチュン街区(旧トゥードゥック市)で13日、国内初となる電動バイクパトロール隊の発足式...
トップページに戻る