タンソンニャット国際空港、開業間もない新ターミナルで雨漏り

2025/05/09 14:15 JST配信
  • 4月開業の新ターミナルで雨漏り発生
  • ガラス屋根から出発ロビーの床まで雨漏り
  • 屋根ガラスの接着剤が剥がれたことが原因

 ホーチミン市タンソンニャット国際空港の第3旅客ターミナル(T3)で7日、雨漏りが発生した。投資総額11兆VND(約610億円)をかけて建設され、開業から1か月も経っていない新ターミナルでの出来事だった。

イメージ写真
イメージ写真

 7日午後に降った大雨で、ガラス屋根から出発ロビーの床にまで雨漏りが発生した。ちょうど手続き待ちの乗客が多い時間帯だったこともあり、現場は混乱し、水の拭き取り作業にスタッフが駆り出された。

 新しく完成したばかりのターミナルで発生した雨漏りを受け、プロジェクトの品質に疑問を持つ人もおり、ある乗客は「たった一度の雨で床に水が流れ込むとは信じられない」と話した。

 第3旅客ターミナル建設プロジェクト管理委員会によると、雨漏りの原因は屋根ガラスの接着剤が剥がれたことによるものだという。その日、ホーチミン市は猛暑で、屋根部分の温度が摂氏70度にも達し、接着剤の粘着力が低下して隙間から雨水が漏れたとみられる。

 復旧作業は8日に開始され、今後1~2日で完了する予定だという。ただし、同管理委員会によると、予定より2か月前倒しでの開業となったことで、他にも十分に試験運用されていない設備があり、壁のタイル仕上げなどが不十分な場所もある。

 T3は4月19日に開業し、タンソンニャット国際空港の混雑緩和と国内線の運用能力向上が期待されているが、今回のトラブルを受け、本格運用にはもうしばらく時間を要する見込みだ。

 なお、現時点でT3は、ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)のホーチミン~ハノイ線とホーチミン~バンドン(東北部地方クアンニン省)線の国内線2路線のみで利用されている。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 ホーチミン市タンソンニャット国際空港の第3旅客ターミナル(T3)で24日午後、雨漏りが発生した。雨漏り...
 ホーチミン市タンソンニャット国際空港は14日朝、ベトナム航空[HVN](Viet
 ベトナム空港社[ACV](Airports Corporation Of Vietnam)は4月19日、4月30

新着ニュース一覧

 科学技術省傘下の通信郵便技術学院(PTIT)とイタリアの航空宇宙企業であるテミックス(Temix)はハノイ市...
 地場系コングロマリット(複合企業)CTグループ(CT Group)傘下の無人航空機(UAV)開発・製造会社であるCT ...
 南中部地方ダナン市人民委員会はこのほど、市内でドローンなどの無人航空機(UAV)を所有・使用する組織...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 店主の一家が次々とこの世を去った後、フン・リンさん(女性)とゴック・リエンさん(女性)は、市場の路地...
 採用・人事アドバイザリー会社であるリーラコーエンベトナム(Reeracoen Vietnam)が、マーケティングリ...
 ベトナムを代表するロックバンド「ブックトゥオン(Bức Tường)」が、10月22日(木)に東...
 ハノイ市で10月8日(木)から11日(日)まで、「ハノイギフトショー2026(Hanoi Giftshow 2026)」が開催され...
 ベトナムの株式市場が21日付けで、インデックス開発大手の英FTSEラッセル(FTSE Russell)による市場分類...
 ベトナムで18日、米アップルの「iPhone 18」シリーズが発売され、全国の主要販売店で初日に数万台が事...
 インドの旅行雑誌「トラベル・アンド・ツアー・ワールド(Travel And Tour World=TTW)」が先般発表した...
 英国タイムアウト誌(Time Out)は16日、毎年恒例の「世界で最もクールな街トップ40(The 40 Coolest Neig...
 建設省は、外国の組織および個人の住宅所有権に関する規定の見直しを進めている。住宅法改正案で、外国...
 再生可能エネルギー事業を手掛けるイーレックス株式会社(東京都中央区)は、ベトナムの石炭火力発電所で...
 日本全国で「イオンシネマ」を運営するイオンエンターテイメント株式会社(東京都港区)などが出資するイ...
 不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の
トップページに戻る