- フライボード1分間で最多バックフリップ数
- 最大規模ジェットスキー編隊で花火打ち上げ
- ベトナム観光産業にとってマイルストーンに

ギネスワールドレコーズ(Guinness World Records)は21日、北部紅河デルタ地方ハイフォン市カットハイ郡(huyen Cat Hai)カットバー島で開催されたショー「Symphony of the Green Island」で披露された2つのパフォーマンスをギネス記録として認定した。
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ギネス記録に登録されたのは、フライボーダーのTomasz Kubik氏によるパフォーマンスで、1分間に最も多くのバックフリップを成功させた記録と、最も大規模なジェットスキー編隊で花火を打ち上げた記録の2種。
海上でのアートパフォーマンスと花火打ち上げプログラムが同時にギネス記録に認定されるのは世界初で、カットバー島だけでなく、ベトナムの観光産業全体にとっても大きなマイルストーンとなった。
「Symphony of the Green Island」は、観光不動産開発を手掛けるサングループ(Sungroup)が催行したもので、ショーが構想段階にあった年初から2つのギネス記録を樹立するという計画があった。その後、意見交換や入念な準備を行い、ショー開催を実現した。
21日午後には、ギネス記録の公式上級認定員のもと厳正な審査が行われ、世界記録として認定された。Kubik氏は1分間に43回のバックフリップを成功させ、これまでの世界記録41回を上回った。同氏は練習中に46回を成功させており、9月上旬まで続くショーの期間中に、さらなる記録更新を狙うとしている。
また、20台からなるジェットスキー編隊はショーの間、複雑な操縦をしながら音楽や光の演出に合わせて海上で花火を打ち上げた。