- 6月から市内5か所で試験運用を開始
- サイゴン街区トンドゥックタン通りなど
- LEDバックライトで視認性を向上
ホーチミン市はこのほど、交通量の多い交差点や橋などにLEDバックライト付きの「自発光道路標識」を初めて導入した。事故防止と夜間・悪天候時の視認性向上を目的としたもので、6月から市内5か所で試験運用を開始している。
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同市建設局傘下の道路交通インフラ管理センターによると、設置された自発光道路標識は、内部にLED照明を備え、夜間や雨天、霧など視界が悪い状況でも遠方からの視認が可能となる。
自発光道路標識が試験的に設置された場所は以下の通り。
・トンドゥックタン(Ton Duc Thang)通り(サイゴン街区)
・ファムバンチー橋(ビンフー街区)
・ランチャーカー交差点(タンソンニャット街区、タンソンホア街区、チュオンチン(Truong Chinh)通り方面)
・ランチャーカー交差点(ファムバンハイ(Pham Van Hai)通り~空港方面)
・ホアンバントゥー歩道橋(タンソンホア街区)
なお、同センターは今後の展開について、「試験運用の効果を検証した上で、主要幹線道路や事故多発地点への拡大を検討する」としている。